日々の食事が非常食に。手軽で安心な「ローリングストック」とは?

2021/10/05

こんにちは、厚生住宅建設の下園です。

 

みなさんは、「ローリングストック」という言葉を聞かれたことはありますか?

 

近年、大きな被害をもたらす自然災害が全国各地で多発しているため、これまで以上に防災意識が高まり、非常食や防災グッズを常に準備しているという方も増えているかと思います。

 

 

そんな“いざ”というときの非常食に関して、より簡単で効率的に備蓄できるようにと考えられたのが「ローリングストック」です。

 

「非常食を備蓄していたけれど、気がついたときには消費期限が切れていた…」
といった経験のある方も多いかと思いますが、ローリングストックを取り入れればそんなことにはなりません。

 

具体的には・・・
普段から食品を少し多めに買っておいて、使ったら使った分だけ新しく買い足していきます。そうすることで、常に一定量の食料が家に備蓄されている状態になりますよね?
これが、ローリングストックです。

 

ローリングストックに適しているのは、3か月〜1年程度と賞味期限が比較的長く、常温保存が可能で、あまり手をかけずに食べられるもの。
野菜ジュースや缶詰、レトルト食品、シリアルバーなどが一般的です。
最近は、ローリングストックにおすすめの商品が各メーカーからたくさん販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

ローリングストックを取り入れる場合、食品ストックはキッチン近くに収納しておくことをオススメします。
そうなると、パントリーなど収納のつくり方も重要になってきますので、マイホームを検討される場合には、ローリングストックについても意識しながら計画されるといいと思います。

 

 

また、非常食だけでなく、その他の防災グッズをどこに置いておこうか悩まれる方もいらっしゃるかと思いますが、いざというときを想定した場合、2階より1階に置いておくほうが無難ではないでしょうか?
重いものを抱えながら階段を降りるのは危険ですし、大地震に見舞われたときには、余震のリスクもある中、2階に上がっていくのは怖いですよね!
1階の階段下など、すぐに引き出せるような間口の広い収納に定位置を確保しておくのがベストだと思います。

 

ただ、1階に収納したときに心配なのは浸水です。
防災関連のグッズは、少々水に浸かってもいいような頑丈なケースなどに入れておかれることをオススメします。