夫婦で住宅ローンを組むなら。自分たちにあった組み方を検討しよう!

2020/05/26

こんにちは、厚生住宅建設の下園です。

 

最近は共働きのご家庭が増えたことから、夫婦で住宅ローンを組むケースも増えてきました。
みなさんは、そんな夫婦の住宅ローンの組み方にも種類があるということをご存知ですか?

 

 

ひとつ目は、「収入合算」という方法。
親族(親子もOK)の収入を、申込者(主債務者)の収入に合算して借入可能額を増やす方法です。所有権の名義は主債務者。主債務者に万一のことがあった際には、団体信用生命保険(団信)によってローンの残債は返済免除になります。
また、収入合算者は連帯保証人となることが求められます。

 

ふたつ目は「ペアローン」と呼ばれる組み方。
収入合算と違い、夫婦それぞれが、別々にローンを借りるのがペアローンです。
それぞれ自分が借りたローンの返済義務を負い、別々に返済します。所有権も、夫と妻それぞれの共有名義となります。
ローンの契約が2つになるため、契約に必要な印紙代や事務手数料もそれぞれかかります。
ただし、住宅ローン控除もそれぞれ適用されます。これが、ペアローンの大きなメリットではないでしょうか。
また、団信についても注意が必要です。
たとえば夫に万一のことがあった際に夫の住宅ローンは返済免除になりますが、妻のローンはそのまま残ります。

 

夫婦でローンを組む際には、将来の働き方やライフスタイルの変化も見越しつつ、その組み方を選択することが大切です。

 

ローンにまつわるご相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。